都内から鎌倉に引っ越してきたばかりの頃、休みの日は散歩ばかりしていました。寺社仏閣、山の稜線を切り開いて作られた「切通し」、ちょっとハードなハイキングコース、海辺、素敵な家が立ち並ぶ住宅街などなど。鎌倉は歩いているだけで十分に楽しい街なのです。そんな街歩きの途中で偶然出会ったのが、イベント情報でもご紹介した「かまんど市場」。今年は久しぶりに、その「かまんど市場」を目的に由比ヶ浜に出かけてみました。
4エリアに分かれている会場、目的地にたどりつきやすい看板もあちこちに
愛犬（小型犬）と一緒だったので、大混雑前の午前中を狙って出かけたけれど、ビール片手にゴキゲンの大人たち、遊具で遊んだりお店のお手伝いをしたりする子どもたちで、すでににぎわっていました。
会場内は、マッサージなどの施術が受けられる「ヒーリングコーナー」、鎌倉市ごみ処理対策課、鎌倉・9条の会などのブースが並ぶ「知る場」、地元の飲食店が出展している「食べる場」（食器持参を推奨、会場内では多くのリユース食器が使われ、回収ブースも整えられていました！）、「ワークショップ」の４エリアに分かれています。
ワークショップが充実。何か作ってみたい人、集まれ～！
久しぶりの『かまんど市場』は、記憶にある雑然とテントが立ち並ぶ、わちゃわちゃイベントから進化（？）していて、程よく整っていました。出展者もだいぶ増えたよう。
子どもたちが自分で作ったアクセサリーを販売していたり、子どもが参加できるワークショップが豊富だったり。家族そろって、あるいは子どもが友達と連れ立って休日を過ごす場として、とてもよいなあと感じました。
作り手、出展者とのコミュニケーションも楽しい
アクセサリー、服、食器、雑貨や絵など、手作り作品には、どれも不思議な魅力があり、一つ一つのお店をゆっくりのぞいているだけでワクワク！ 「一生懸命作って、誰かに届けたい」という、その熱意、エネルギーが一つ一つの作品からダイレクトに伝わってきます。
思い出したように時折、パラつく小雨もなんのその。出展者＆来場者みんなの満ち足りた笑顔にあふれる、地元の人が心底楽しめるイベント「かまんど市場」。春と秋、年２回開催されるので、秋もぜひ遊びに行かなくては！
