「体も心も癒される」と人気の乳香ヒーリングトリートメントを体験！

ハンドパワーなんていうと、ちょっと胡散くさく感じられてしまうかも。でもセラピスト・KEIKOさんの手のひらからは、まちがいなく不思議なエネルギーが出ている！　手当てということばは、その昔、患部に手のひらを当てて癒すことから生まれたと言います。

KEIKOさんの施術はやさしい、でもパワフルな「手当て」そのものでした。

精油成分＆マッサージで、循環を促進。悪いものを体外へ

今回私が体験したのは、乳香ヒーリングトリートメントという施術です。所要時間は問診票記入や着替えも含めて１時間20分程度でした。

スタートは足湯から。精油を加えたお湯に数分間、足を入れているだけで、もう体がじんわりと温まってリラックスモードに。

施術は、まずうつぶせ寝でスタート。フランキンセンス（乳香）、イランイラン、ゼラニウムの精油を加えたホホバオイルをたっぷりと両手にとって、下半身からゆっくりとトリートメントが始まります。乳香は沈香、白檀と並ぶ3大香木の一つ。古代エジプトの頃から用いられており、抗老化、抗酸化作用があるという研究報告もあるそうです。
左脚から右脚へ、そして背中全体へと、KEIKOさんの手はゆっくりと進んでいきます。この左から右へという、マッサージの流れも大事なのだそうです。

「精油の成分が皮膚から吸収されて、リンパ液や血液の循環を促進し、数時間後に呼気、汗、尿などと一緒に悪いものが排泄されます」と説明してくれるKEIKOさんの声はやわらかで、包容力に満ちています。

その後、あおむけに姿勢を変えて、施術は続きます。

人柄が伝わってくるからこそ、本当に癒される！

マッサージ通とまでは言えないけれど、これまでいろいろな国や場所で、さまざまな種類のマッサージ、トリートメントを受けてきた経験から、「トリートメントにはセラピストの人柄が現れる」と思っています。

雑かていねいか、技術があるか、ないかだけでは測れない「何か」。

施術を受けている全身の皮膚や筋肉を通して伝わってくる、KEIKOさんの「エネルギー」、「パワー」、「気」。それが私の体と心に直接話しかけ、働きかけてくれているような不思議な感覚。
もしかしたら、それはことばよりも雄弁で、確かなコミュニケーションなのかもしれません。

セラピストの手から、「もっと自分をいたわって」というメッセージが

KEIKOさんの手のひらはものすごく温かい。その両手が軽やかに全身を滑るように動くのと同時に、コリや疲れ、滞っていたものなどが、やわらかくほぐされていくのがわかります。それは単純に気持ちよいというだけではなく、今まさに自分の体も心も癒されている…という確かな実感でした。

さらに「もっと自分の体をいたわってあげて。大切に扱ってあげて」というメッセージのようにも、私には感じられました。

体も心も、外から様々な刺激を受けて、私たちは日々暮らしています。そして知らず知らずのうちに、体や心の中に邪気を含んだ負のエネルギーが蓄積していくのだそう。

「負のエネルギーがたまっているのに、それに気づいていない人が多いんですよね。そして頑張りすぎて、体や心の不調を起こしてしまう……。たとえばお風呂のお湯に塩や精油を入れるなどして、自分でもこまめに浄化を心がけるといいと思いますよ」とアドバイスしてくれました。

慢性的なコリがほぐされ、自分にやさしくしたくなる

背中、肩、首は私の慢性コリコリポイント。施術が終わって起き上がると、背中と肩、首が驚くほど軽くなっていました。これは滞っていたリンパの流れが改善された証拠に違いない！

それにしても、１日何人ものお客様の全身を施術していて、KEIKOさんはクタクタに疲れたりしないのでしょうか？

「セラピストの中には、“お客様から、悪い気をもらってしまう”とおっしゃる方もいらっしゃるけれど、ヒーリングトリートメントは施術をしている私自身も癒されるので、そんなことはありません。大丈夫ですよ」

その柔らかな声、口調、微笑みにも、癒しパワーがあふれています。

KEIKOさんの人を癒す力は天性のもの。体がラクになるだけでなく、心まで軽やかになり、前向きなエネルギーに満たされるのには、ちゃんと理由がある！　それを実感した施術体験でした。